舞台は現在より少し過去。
そこに世界の影に潜む闇の組織が2つあった。
それぞれ別の組織に所属するレマとD。
組織の共同任務で出会った彼らは意気投合し
敵同士でありながら、秘密裏に連絡を取っていた。
そんなある日。
レマは世界地図にない謎の街の調査を単独で請け負った。
「なかなか面白そうじゃない…」
それが運命の歯車が動き出すきっかけになるとも知らずに…。
対立する2つの闇組織『バタフライ(蝶)』と『カラベラ(髑髏)』。
情報、実戦と得意分野が分かれている状態で、大規模な事をやる場合お互いの力が必要なのが現状となっている。
互いのボスが関係があるのと噂が囁かれている。
女性のみで構成されているのが最大の特徴である集団。通称『蝶』と呼ばれている。
情報に関する犯罪に優れた人材が多く、人の弱みを数多く所持しているだろう組織。
ボスは構成員から『ママ』と呼ばれている。実際の年齢や姿等を知っている者はごく一部とされている謎の人物。
中心の幹部は全部で4人おり、レマとシェリーもその幹部の内の二人。
構成員数は約120人前後。
主に暗殺術、実戦の得意な者達で構成されている集団。通称『髑髏』と呼ばれている。
実際の内紛などで活躍しているものもいる、戦闘のプロフェッショナルが集っている。
ボスは構成員から『パドレ』と呼ばれている。スペイン出身で凄腕の暗殺者という事だけが判明している。
中心の幹部は3人で、Dと刹那もその内の二人。もう1人は『朱の魔界』という異名で恐れられている存在。
構成員は約160人前後。死亡する場合も多々あるため変動は激しい。
本名は「ゼフィーナ・シベリス」28歳
裏の世界で暗躍する女性のみで構成されているマフィア集団「バタフライ」の構成員。
主にスパイ活動を得意とする情報犯罪のプロ。また変装の達人でもある。
その変装の素晴らしさと、鮮やかな情報奪取の姿から「七色の毒蝶」の異名を持つ。
愛用の銃は『SIG SAUER P232』 現在本当の愛用銃は封印中。
隠密行動をする際の事も考え、スペツナズナイフも所持している。
戦闘能力自体はさほど高くない。
妖艶、ロングヘア、真白の肌、長身、煙管愛好家。
本名は「玖珂 薫」32歳
裏の世界で暗躍する暗殺者集団「カラベラ」の構成員の男性。
「バタフライ」とは敵対関係にある組織の中心人物の1人。
遠距離からの狙撃を得意とする凄腕のスナイパー。
青い髑髏が背中に描かれた仕事服から「蒼い死神」という異名を持っている。
愛用銃は用途別に『H&K MP5』『FN Five-seveN』『VSS』の三丁を使いこなす。
それぞれ『father』『mother』『sister』と呼んでいる。
タバコ、顔に傷あり、不器用、セクシーツンデレ親父。
本名は「シャーリィ・ユニゾン」ただし、本人は記憶喪失のため覚えていない。
「バタフライ」の構成員で、レマとよく行動を共にしている女性。
外見年齢26歳(正式には不明。精神年齢は16歳くらい)
主に対人任務を得意としている。その赤い瞳と性格から「未知の紅猫」の異名を持つ。
愛用の銃は『S&W M629(8-3/8インチ)』 本人はアリアと呼んで大切にしている。
またレマとお揃いでスペツナズナイフも所持している。
レマを命の恩人として大切にしており、
レマの為なら何でも出来るくらいに敬愛している。
紅い瞳、ハイテンション、無邪気、記憶喪失、レマ好き。
本名は「クリス・アルトリューズ」21歳
「カラベラ」の構成員の男性。カラベラの3人の幹部の1人で、基本は一匹狼気質。
だが、Dとは信頼を置いた相棒関係にある。
類まれなる剣の腕前から「王の剣」の異名を持つ。
愛用の武器は『一文字・則宗』 本人は瑪瑙と呼んでいる。
また対遠距離用に自作改良品の銃を所持している。
シェリーに想いを寄せている。口下手だが、恋愛感情だけは直球に言える。
シェリー好き、紅い瞳、美男子、和風もの好き。